【初心者必見!】ウクレレ右手の弾き方①【ストローク(ストラミング)】

ウクレレ

こんにちは。ウクレレ講師のハルです。
みなさん、ウクレレ弾いてますか?

(まだ持ってないよ~って人は、【はじめてのウクレレ】選び方で気をつけるべき3つのポイントとは?【初心者におすすめのウクレレ3選も紹介】へ)

「コードはいくつか覚えたんだけど、右手ってどうやって弾くの?」

こういった疑問を持っておられる方も多いんじゃないかなと思います。
ということで今回は、

【初心者必見!】ウクレレ右手の弾き方①【ストローク(ストラミング)】

というテーマで書いていきたいと思います。

✔︎書いてる人

ウクレレ歴10年、講師歴8年。
これまでに累計500人、現在も100人以上の生徒に教えています。
ウクレレの他にギターも教えているので、それぞれの弾き方を活かして教えています。

✔︎この記事は、

「ウクレレでコードはいくつか覚えたけど、イマイチ右手の弾き方がわからない。」

「ウクレレのリズムってどんなのがあるの?」

「ウクレレで”ジャカジャカ”弾いてみたい!」

という方向けに書いています。

それではさっそくやっていきましょう!

構え方と右手の弾き方

右手は、ネックの延長線上に右肘がくる感じで持ち、肘の奥までウクレレをしっかり入れて挟みます。

「右手はどの指で弾くんですか?人差し指?親指?」

弾く指によって音色が変わってきますが、今回紹介するような”ジャカジャカ弾く”場合には基本的に、”人差し指”の方が良いと思います。それぞれのポイントは、

人差し指
・シャキッと固めの音色。リズミカルな曲に。
・指は爪をを下に向けて縦に使う。
・指の曲げ伸ばしの動作も入れて弾くので、特に開く方の筋力を鍛える。(人差し指でデコピンするようなイメージ。)

親指
・優しい音色。ゆったりとした曲に。
・弦に対して、指は平行気味に使う。(垂直にならないように気をつける。)
メロディー(単音)を弾く場合は、親指をメインで使う。

「弦のどの辺を弾けばいいですか?」

これもよく聞かれるんですが、基本的には、”ネックとボディーのジョイント部分辺り”が良いと思います。そこを基準にして、

・右(ブリッジ)の方へいくと、音は硬くなる。
・左(ネック)の方へいくと、音は柔らかくなる。

という感じになっています。言葉だけだとイメージしづらいと思うので、実際にいろいろな場所で弾いて試してみて下さい。気に入った場所があれば、お好みで少し変えても構いません。

ダウンストロークとアップストローク

右手の弾き方でウクレレの4本全て弦を”ジャカジャカ”と弾く弾き方を”ストローク”と言います。

中でも、下へ向かって弾くことを”ダウンストローク”、上に向かって弾くことを”アップストローク”と言います。

ストロークは、ボディーよりもひと回り大きく振るようなイメージで腕を振ります。
弦に対して、上下同じくらいの幅になるように気をつけて下さい。

また、手首も少し曲げ、回転させるような動き(手洗いの後に水を切るような)も加えます。

4ビート

音楽の基本は”4拍子”です。「1、2、3、4、1、2、3、4…」と数えるということですね。

その時にそのまま「ジャンジャンジャンジャン」と4回弾くのが、4ビートです。

は、”ダウンストローク”で弾くことを表しています。しっかりと声に出して数えながら弾くと、良いと思います。

8ビート

4ビートができたなら、次は”8ビート”です。4ビートが4回なら、8ビートは4つ数える間に、8回弾きます。

これが基本の8ビートです。今度はダウンストロークとアップストロークを交互に弾きます。
これを”オルタネイトストローク”と言います。

先ほど”8回弾く”と書きましたが、実はこちらも8ビートです。

青い矢印は、弦を弾かずに空振りします。(下の読み方も、”ジャン”に変わっています。)

「あれ?音符6個しかないじゃん?」

その通りなんですが、これも8ビートの1種で、「ダウンとアップ合わせて8個矢印があったら、8ビートなんだと思っておいて下さい。

他にもこんなパターンもあります。

こちらは、”3のダウン”を弾かないところがポイントです。最初は難しいと思いますが、ここでも大きな声で数えながら、ゆっくり練習していきましょう。だんだんとコツがつかめてくるかと思います。

ここまでのリズムが弾ければ、右手の基本的なリズムパターンはOKです!

<おまけ>ストローク?ストラミング?

ウクレレを”ジャカジャカ”弾く弾き方を”ストラミング”と呼ぶことがあります。

これはいろんな捉え方がありますが、広い意味では”同じもの”と捉えてもらって問題ないかと思います。厳密には、このような区別があります。

ストローク
→右手を1つの塊のようにし、腕、手首を使って弾く。またはピックを使って弾く。

ストラミング
→右手の指1本1本を曲げ伸ばし、手を開閉するように弾く。 

ギターの場合だと、この言葉を分けて使っている印象ですが、ウクレレの場合は、この両方を混ぜて弾いている場合が多いので、あまり区別なくこの2つの言葉を使っている印象です。(もちろん分けて使うこともあります。)

ですので、どちらもほぼ”同じもの”と捉えてもらって問題ないかと思います。

最後に

いかがでしょうか?4ビート、8ビートのパターンまで弾けたでしょうか?

特に最後のパターンは、慣れるまでなかなか難しいかと思いますが、ゆっくり焦らず練習していきましょう!

右手がリズムに乗って弾けるようになると、ウクレレはさらに楽しいものになってきます

今日紹介しきれなかった弾き方(リズム)もまだまだあるので、まずはこれらの弾き方をしっかりと覚えて、これからもっともっと、ウクレレを楽しんでいきましょう!

というわけで今回は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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