【はじめてのウクレレ】選び方で気をつけるべき3つのポイントとは?【初心者におすすめのウクレレ3選も紹介】

ウクレレ

こんにちは!ウクレレ講師のハルです!
なかなか外に出かけづらい今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

そんな中で、最近ひそかに人気が上がりつつあるものがあります。それが、

ウクレレ!!

(某大手楽器店の店員さん談)

そのかわいい見た目から、老若男女問わず、気軽に始められる方が多いようです。
(ちなみにうちのもうすぐ1歳になる娘も時々”ポロポロ”と弾いています。)

ということで今回は、

【はじめてのウクレレ】選び方で気をつけるべき3つのポイントとは?【初心者におすすめのウクレレ3選も紹介】

というテーマで書いていきたいと思います。

✔︎書いてる人

ウクレレ歴10年、講師歴8年。
これまでに累計500人、現在も100人以上の生徒に教えています。(ウクレレとギターも教えています。)
レッスンでは、”これからウクレレを始める”という方も多いので、ウクレレの選び方から一緒にレッスンしています。

✔︎この記事は、

「これからウクレレはじめたいけど、どうやって選べばいいの?」

「ウクレレ選びのポイントは?」

「最初はいくらくらいのウクレレを買えばいいんだろう。。」

という方向けに書いています。

1つでも当てはまった方はぜひ読んでみてください。

それではさっそくやっていきましょう!

ウクレレ選びの3つのポイント

サイズ

ウクレレには主に3種類のサイズがあります。
順番に見ていきましょう。

ソプラノ

3種の中で、1番小さいサイズです。小さいので重さも軽いです。
女性や小さいお子さんでも弾きやすいかと思います。大柄の男性とかだと、ちょっと弾きにくいかもしれません。
コードを”ポロンポロン”と弾いたり、歌の伴奏をするならこちらが良いでしょう。
手軽に手に取れると思います。

コンサート

ソプラノより少し大きサイズになります。ネックも長く、ボディも少し大きくなります。
男性の方や女性でもソロウクレレ(歌なしでウクレレのみで曲を奏でる)を弾いてみたいという方はこちらが良いと思います。ソプラノより少し太いサウンドがします。

テナー

コンサートよりもさらに大きいサイズになります。ウクレレとしてはかなり大きいので、ストラップを使った方が安定して演奏できると思います。
男性やギターを弾いたことのある方は、こちらがしっくりくるかもしれません。
ピッチ(音の高さ)も安定してきたり、重厚なサウンドが魅力です。

代表的なものはこちらの3種類になりますが、他にも「バリトンサイズ」(テナーよりも大きい)や、ソプラノのボディにコンサートのネックがついている「ソプラノロングネック」などいろいろなサイズがあります。

はじめて楽器屋さんに行った時は、「弾けないし、恥ずかしいなー。。」と思うと思いますが、なんとなく”ポロン”とやるだけでも良いので、実際に抱えてみると、どのサイズが”しっくりくるか”わかるんじゃないかと思います。

ソプラノ
→特に女性、お子さん向け。(男性でも大丈夫!)迷ったらとりあえず、ソプラノ!

コンサート
→男性だとこちらの方がしっくりきやすいかも。「ソロウクレレもやってみたい!」という女性にも。

テナー
→大きめなので、男性やギター経験者に。ピッチも安定し、重厚なサウンド。

 

木材

ウクレレは主に木でできているので、木材の種類によって音が変わってきます。いろいろな木材のものがありますが、ここでは初心者の方におすすめの2種類を紹介します。

マホガニー

ウクレレに最もよく使われている木材。(アコースティックギターにもよく使われる。)
比較的安く、丈夫。
優しく、温かみのある音色が特徴。どちらかというと、ポップス向き。

ハワイアンコア(※ウクレレはハワイの楽器)

ハワイでは、「神が宿る樹」とされ、貴重な木材。マホガニーに比べると、少し高い。明るい”コロコロ”した、”THEウクレレ”という音色。
ハワイアンの曲をやりたいならコレ。

ポップス系を弾きたいなら
マホガニー(比較的安い。)

ハワイアンを弾きたいなら
ハワイアンコア(少し高い。)

【重要】ギアペグ(歯車のついたペグ)

ウクレレには、チューニングをするための”ペグ”というパーツがあります。
”ストレートペグ””ギアペグ”の2種類がありますが、ここは必ず”ギアペグ”にしましょう。
ギアペグの方が、より細かなチューニングの調整ができます。(ストレートペグは、回した分だけ弦が伸び縮みしてしまうので、ギアペグより大きく動いてしまいます。)

おすすめの価格帯

結論からいうと、最低でも1万円以上のものは購入するようにしましょう。(必ずしも値段が全てというわけではないですが。)

ウクレレは安いものだと、1000円くらいから買えるものもあります。しかし、こちらはウクレレの形はしているけれど、楽器というよりは、正直”おもちゃ”だと思ってもらえると良いかと思います。(具体的には、チューニングやピッチが合わないものが多いです。)

なので、「これからウクレレを練習して、楽しんでいきたい!」という方には1万円以上のものは購入していただけると良いかと思います。

初心者におすすめのウクレレ3選

【ARIA/アリア】 AU-1 ソプラノ・ウクレレ/ギヤペグ仕様

ギターも作っている、【ARIA/アリア】の ソプラノ・ウクレレです。
先ほど「最低でも1万円~」と書いていたのですが、こちらは1万円以下で買えますが、おすすめです。マホガニー材の優しいサウンドです。弾きやすさ、ギアペグも搭載しているのに、この価格。コスパ最強。

【Hanalei】 HUK-10G ソプラノウクレレ (ハナレイ HUK10G)

「島村楽器」のプライベートブランド、【Hanalei/ハナレイ】のソプラノウクレレです。こちらも1万円以下ですが、おすすめです。サペリ材で、マホガニーに比べ、硬い”ジャキジャキ”サウンドです。ギアペグ搭載、コスパ良しです。

【Famous】 ソプラノウクレレ FS-5G (国産 ハワイアンコア材)

国産ブランド「Famous」のソプラノウクレレです。ハワイアンコア材で、少し値段は上がりますが、「ウクレレ、しっかりとやっていきたい!」という方には超おすすめです!
初心者~中級者まで、幅広く使用できます。最初の1本として、大定番です。(実際に音を出すと違いがわかると思います。)

ウクレレを購入する時に一緒に買いたいもの

チューナー

ウクレレは弾く前にチューニングをしなければなりません。練習中にも度々します。

(詳しいチューニングのやり方は、【完全初心者向け】ウクレレのチューニング方法【音で合わせるのがおすすめではない理由も解説】もあわせてお読みください。)

なので、チューナーは欠かせません。こちらがおすすめです。

こちらは、表示も非常に見やすく、反応も良いです。余計なボタンもないので、設定がおかしくなってしまうこともないので、すごくおすすめです。

スタンド

スタンドがあれば、ウクレレを手軽に置いておけます。
ウクレレが弾けるようになるためには、”たくさん触ること”が効果的です。ケースにしまってしまうと、ウクレレ離れ(弾かない)の原因にもなりますので、スタンドも一緒に購入して、ウクレレを置いておきましょう。

ストラップ

ストラップがあれば、ウクレレを安定させることができます。コードチェンジスムーズに行いやすくなるので、あると便利です。

必要に応じて、チェックしておきたいポイント

フレットバリ

”フレットバリ”とは、ネックの横からフレットが少しはみ出て起こる、”引っかかり”のことです。これがあると、左手でネックを移動する際に引っかかって痛かったり、弾きにくかったりします。こちらも購入前にチェックして、必要に応じて、調整してもらいましょう。

弦高

”弦高”とは、弦とフレットの高さ(距離)のことです。これが高くなる(距離が遠くなる)と、当然押さえるのにたくさん力が必要になってきます。

お店に売っているウクレレは、弦高が高く設定されている場合が多いので、「押さえるのが大変だなー」とか「楽に練習していきたいなー」という方は、ぜひ購入後に調整してもらいましょう。

ちなみにこちらの2つは、僕はの場合は、購入後必ず調整してもらっています。(フレットバリは、気になった場合のみ。別途工賃がかかると思います。)

最後に

いかがでしょうか?なんとなくウクレレ購入のイメージがつかめてきたでしょうか?

購入の際は、できれば実際に楽器屋さんに行ってみるのがおすすめです。(外出しにくい状況ですが。)

弾けなくても実際にウクレレを抱えてみたり、店員さんに弾いてもらって、音も確認すると良いと思います。

いろいろと紹介しましたが、最終的に一番大切になってくるのは、あなたが「これだ!!」という1本を見つけること。
あなたにとって”最高の1本”が見つけられるように祈っています!

ぜひウクレレを手にとって、一緒に楽しんでいきましょう!!

というわけで今回は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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