【あの頃の君へ】大学生の頃の自分に伝えたい5つのこと

考え方

こんにちは。音楽講師のハルです。
先日ギターのレッスン中、こんな質問を受けました。

(最近、誕生日だった生徒さん)
「20才になったけど、これからどうすればいいですか?10代が終わって焦っています。。」

レッスン中、楽器のことや音楽のことで質問を受けることも当然ありますが、時々、人生相談のような質問を受けることもあります。

ふと自分のことも振り返ってみて、今から考えると「あーもっとこうしておけば良かったなー」と思うこともあります。なので、今回は

【大学生の頃の自分に伝えたい5つのこ
と】

というテーマで書いていきたいと思います。

あくまで大学生の頃の自分に向けて書いているので、個人的になことになりますが、何かのヒントになれば幸いです。

それではさっそく見ていきましょう。

大学生の頃の僕

まず前提として、僕が”どんな大学生だったか”ということを少し書いてみたいと思います。

・僕が大学生だったのは約10年前。
・音楽大学へ通っていた。
・が、「絶対プロになってやる!!」みたいな
高い志はなかった。
・学費は親に払ってもらっていた。
・飲食店のバイトを週4~5くらいしてい
た。
・授業は、わりと真面目に行っていた。

だいたいこんな感じです。ここは正直どうでもいいので、”こんな大学生だったんだな”くらいに思っておいてください。

次から”大学生の自分に伝えたいこと”です。

iPhoneはすぐ買え

僕が大学生だった頃、「iPhone3G」(2世代目)が発売されたくらいの時期でした。
当時の僕は

「(最新の)iPhone買うやつなんて調子乗ってるだけじゃん。別に今のまま(ガラケー)で十分だろ。」

みたいに思っていました。

しかしある友人は、いつも”最新のモノ”を持っていました。その友人は、いろいろな最新の音楽にも詳しかったですし、どんどんいろんなものを吸収していました。そうなると当然音楽家としても成果を上げていきました。(当時はそこは僕の中で、結びついていなかったですが。)

現代においては、別にiPhoneじゃなくても良いですが、”最新のモノ”に常にアンテナを張ることはとても大切だと思います。特にITの世界は当時よりも更に凄まじいスピードで変化し続けていっているので、”ちゃんとアンテナを張れているかどうか”で、ものすごく差が開いてしまうと思います。(実際に今の僕もあの時”iPhoneをすぐ買わなかった”(その思考の)せいで、未だにものすごく遅れをとっていると感じています。)

今でこそ当たり前なものになっていますが、当時でいうと”YouTube”なんかもまだできたばかりで、その友人に教えてもらって、一緒に「ゴールデンエッグス」を見たのが懐かしいです。(余談)

歴史を勉強しろ

僕は学生時代、(大学生以前も含め)

「昔の歴史なんて覚えて、何になるんだ。年号覚えるとかマジ意味わかんねー。」

と思っていました。正直、今でも詳細な年号を覚えることにあまり意味は感じませんが、”過去に何があったか”ということを学ぶことは重要です。

”歴史”といっても、いわゆる”日本史、世界史”みたいなことだけではなく、(←それも重要)例えば「今の音楽ってどういう流れで、できたのだろう?」とか、「ギターって、どうやって今のような形になったんだろう?」とか、そういうのも”歴史”だと思います。

先ほどの話にも通じていて、”最新のモノを知る”ということは、”最新のモノを生み出した人がいる”ということです。生み出した人は、当然のように過去にあったモノを勉強しています。”車輪の再発明”をしても仕方ないからです。

また歴史を知ると、もう1つ良い点があると思っていて、それは”悩み”についてです。

上記のような”最新のモノを生み出すような人”は別としても、僕のような凡人が悩むようなことは大抵の場合は過去に解決されています。ですから、まずは”ググる”。これだけでほとんどの場合は解決されます。”ググれば出てくる”という環境は歴史そのもの。

学生時代の僕は、歴史は”何か別世界のことを覚えるもの”(しかも興味のない世界)みたいに思っていましたが、歴史は今このブログを書いている僕にも繋がっていて、この先も紡いでいくものだと思っています。

もっと疑え

今思えば、学生時代の僕はとても”素直”で、あまり何かを疑うことはしませんでした。

”疑う”というと聞こえが良くないかもしれませんが、成長や発展、上達のためには必要不可欠です。

現在の僕が考えるに、”素直”というのは2種類あると思っています。

それは「能動的な”素直”」と「受動的な”素直”」です。もう少し詳しく書くと、

・能動的な”素直”
→まず自分のやりたいこと、学びたいこと
などがあって、素直に学ぶ。

・受動的な”素直”
→思考停止で、言われたことを素直にこ
なす。

といったような感じです。

”素直”であるということ自体はとても良いことだと思うのですが、僕の場合は完全に後者だったなと思います。具体的には

・そんなに行きたいわけでもないけど、友
人に誘われたので遊びに行く。
→全てそうだったとは思わないが、あまり
乗り気じゃないこともあった。楽しんでた
時は良いと思うが、乗り気じゃないなら、
勉強か練習しろ。

・単位を取るためだけに授業に出る。
→”何かを吸収しよう”みたいな気はほぼ
ない。そんなんで教室にいるなら、何か
自分で勉強か練習しろ。

・親に学費や仕送りをもらっていたのに、
バイトを週4~5する。
→経験として、”全て無駄だった”とは思
わないが、思考停止でただやってただ
け。その後にそのスキルを活かせると
か、そのお金で”何か学ぶ”とかならまだ
しも、そんなに乗り気でもない遊びに使う
だけのお金を稼ぐためだけなら時間のム
ダ。やるにしても最小限に。それか自分
で稼ぐ方法を考えろ。

はい、ちょっと強い口調が続きましたが、あくまで大学生の頃の僕に言っていますので、ご了承ください。

今考えると、恐ろしくなるくらい”思考停止”だったなと思います。こちらの記事にも書きましたが、まずは”疑うこと”が大切。疑わなければ、何も始まらない。

お金のことをもっと勉強しろ

当時の僕は、お金のことについて何もわかっていませんでした。

「お金は働いたらもらえるもの」

「使ったらなくなるもの」→だからなるべく使わないように。

くらいにしか思っていませんでした。

他人のせいにするわけではありませんが、日本の風潮として、「お金を稼ぐことは、やましいこと」みたいな謎の風潮の影響もあると思います。

現在の僕はお金は「ただの数字(ツール)」だと思っているので、使うべき時には使わないと逆に勿体ないですし、”減った増えた”ということ自体にあまり意味はないと思っています。

また、”世の中のお金がどういう風に流れているのか?”ということを知っておくことも非常に大切ですし、無意味にお金が滞ること(増えないし、減らない状態)は怖いなと思います。

この見出しの最後にお金に関する”ホリエモン”の言葉を紹介します。この言葉が僕の中で1番しっくりきています。

お金の本当の本質は「信用」だ。 お金は、信用を数値化したものにすぎない。

堀江貴文さんが語る「みんな『お金』のことを勘違いしていないか?」/マネー現代より

信用を失ってはいけませんが、自分の信用を増やし、それを使って人の役に立てることもあると思います。

いろんな環境を見ろ

繰り返しになりますが、僕は音楽大学へ行っていたので、”音楽ができるやつが偉い”みたいな価値観で、4年間過ごしました。

それ自体は別に悪いことではないと思いますが、当時の僕はほぼその軸でしか人や物事を判断していなかったと思います。今思えば、完全に視野狭すぎです。

そもそも最初の1歩として、何でも”知ってる”のと”知らない”のでは大きな違いがあると思います。

特に現代では、先ほども出てきましたが、”ググれば”大抵のことはわかります。

例えば、今までやったことない仕事やまだそのスキルを持っていない仕事でさえも受けることさえできれば、(というか受けるコストもほぼ0みたいなもの)仕事することも可能です。

また、”音楽ができるやつが偉いみたいな価値観”を作ったことも環境によるもの。当然違う環境に行けば、違う価値観があるわけで、いろいろな環境を見ることによって様々な価値観も学べますし、環境を変えることによって、自分を変化させ続けることは大切だと感じています。

さいごに

最後にに正直に書くと、先に書いたような「IT、歴史、お金」などのことに関して、現在でも「ものすごくに詳しいか?」と言われれば、全然そんなことはないです。本当に最低限知っているという程度だと思います。

しかし、この最低限さえ知らなかった大学生の頃の僕は、その後卒業し、音楽や仕事(バイト)、生活がうまく回らなくなり、半年ほどうつ状態で何もできなくなります。(社会人になったのに、家族や友人にも大変迷惑をかけました。)

ただ単に、あの頃の自分が未熟過ぎただけであったなら、この記事は必要ないものなのかもしれません。

しかし、当時の僕のように悩んでいる方、不安を感じている大学生や専門学校生に届き、何かのお役に立てれば幸いです。

というわけで今回は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

「まずはググろう!共にググろう!」

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