【これで解決!】コードチェンジが途切れてしまう3つの理由【おまけあり】

ギター

コードチェンジがどうしても途切れる・・・。という人

「コードチェンジが途切れてしまう」

「曲がリズムに合わせて弾けない」

「1つ目のコードは押さえられるけど、次のコードに繋がらない」

そんなあなたの悩みに答えます。

✔︎本記事のテーマ

ギターのコードチェンジのコツがわかる!

✔︎記事の信頼性

記事を書いている僕は、ギター、ウクレレの講師歴8年ほど。
これまでに累計500人、現在も100人以上の生徒にギターを教えています。

✔︎本記事は、「ゆっくりだったらコードを押さえられて、きれいに鳴らせるけど、コードチェンジがスムーズにできないんだよな。。」という方に向けて書いています。
この記事を読むことにより、”コードチェンジが途切れる原因とその練習方法”がわかります。

それでは、さっそく見ていきましょう。

コードチェンジが途切れてしまう3つの理由

コードチェンジが途切れてしまう3つの理由は、下記のとおりです。

・コード進行が覚えられていない。
・指1本ずつ順番に押さえてしまっている。
・力強く押さえられていない。

順番に見ていきましょう。

コード進行が覚えられていない

そもそもコード進行が覚えられていないと絶対にスムーズにコードチェンジはできません。

楽譜を見るにしても、大体4つくらい先のコードまでは覚えて、今のコードを弾いているという感じになれば良いと思います。(常に先を見ていくという感じ。

「そんなに先まで覚えられないよー。」

という人は、とりあえずゆっくり練習しましょう。

1つ目と2つ目のコードだけ覚えてみてください。その2つだけを繰り返し練習します。
(例えば最初の2つが、”C→G”だとすると、”C→G→C→G…”と練習する。)

生徒さんを見ていて「もったいなー・・・。」と思ってしまう練習方法として、途切れ途切れでも”とりあえず曲の最後まで(先の方まで)弾いていってしまう”という人。たしかに楽譜が先に進んでいくと、いろんなコードが弾けたり、曲も進んでいるような感じがして楽しいと思います。(”楽しい”というのは、それはそれで良いこと!)

ですが、途切れ途切れで先に進んでいっても、なかなか弾けるようにはなりません。
(とはいえ”全体像を把握する”という意味では最後まで目を通して置くのは良いです。)

そういう場合は、まずはコード2つの繰り返し練習をした方が効果大です。

指1本ずつ順番に押さえてしまっている

これもよくあるパターンです。

そもそもコードというのは、押さえる指全てを同じタイミングで押さえなければなりません。(指で形を作って、指板にスタンプを押すような感じ。

例えばギターの”Cコード”でいうと、”人→中→薬”などの順番だったり、バラバラに押さえてしまっては、コードチェンジが途切れてしまい、スムーズにコードチェンジできません。

こういった場合の練習手順は下記のとおり。

手順①:まずはゆっくりで良いので、そのコードをきれいに鳴らせるようにする。(重要)
手順②:バラバラでも良いので、そのコードを押さえる。
手順③:押さえられたら、なるべく少しだけ全ての指を離す。(親指はつけたままでOK) →ここで”空中でそのコードの形”に手(指)がなっている事が重要!!
手順④:ゆっくりで良いので、全部の指を同時に押さえる。
→できない場合は、更にゆっくり。多少ズレはあっても、明らかにバラバラになっていなければOK!
手順⑤:押さえたり、離したり、ゆっくり焦らず繰り返し練習する。

(そもそも”コードがきれいに鳴らない”という方はこちらも合わせて読んでみて下さい。)

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『1つのコードで”押さえたり、離したり”を指が同じタイミングになるように繰り返し練習しましょう』という事ですね。

ここまでできれば、ほぼリズムに乗ってコードチェンジできてきているのではないかなと思います。

力強く押さえられていない

先に書いた2つの練習をやってもまだ遅れてしまう場合は、コードを強く押さえられていない可能性があります。

コードを素早く押さえるためには、指が空中にある状態から、素早く指板に叩き付けなければなりません。

「”素早く”っていうけど、それができないんだよ・・・。」

という方は、もしかすると”ギュッ”と強く押さえるという風に思ってみると良いかもしれません。(弦に触れてから”ギュッと”ではなく、空中に指がある状態から一気に強く押さえる感じ。

弦を押さえる時に指を”素早く”ということは、”一気に強く押さえる”というのと、ほぼ同じ感覚だと思います。ですので、こちらの表現の方がしっくりくる方は、それで練習してみましょう。

おまけ:コードチェンジの時、指はなるべく離さない方が良い?

ここまで”3つの理由”について見てきましたが、コードチェンジに関して、生徒さんによく聞かれる質問に答えてみたいと思います。

「コードチェンジの時って、指はなるべく離さない方が良いですか?」

少し言い換えると、「最短距離で指を移動した方が良いですか?」というような意味だと思います。

先に結論をいうと、”離しすぎてもダメだし、近すぎてもダメ”ということになります。(曖昧ですね。)

たしかに、指の移動が少ない方が効率的にコードチェンジできそうな感じがするかと思いますが、指は動かす距離が短すぎても逆に動かしにくくなってしまいます。

実際に指を動かしてみるとわかるかと思いますが、コードを押さえたり、①離したりする際になるべく弦の近くで繰り返すのと、②ある程度距離をとって繰り返すのだと後者の方が、素早く動かせるかと思います。

曖昧な表現で申し訳ないですが、(文章の限界)目安をお伝えしておくと、”指の先が弦の方には向いている中で、なるべく離す”くらいの距離はとっておくと良いかと思います。

最後に

“コードチェンジを途切れさせないコツ”はわかって頂けたでしょうか?

おそらくこの記事を読んでいる方は“コード1つ1つは鳴らせる方”が多いのかなと思います。

そこである程度、達成感があると思うので、今回紹介したような”次のステップへの練習”は、とても辛く(つまらなく)感じると思います。

実際そこから先にいけない人(いかない人)もたくさん見てきました。(向いてないとかじゃなくて、ちゃんと練習できていないということです。)

何事もまず最初の1歩が大変。でもそこは「やりたい!」っていう熱意があれば意外と乗り越えられる。
しかし、2歩目は1歩目ができていると、相対的にとてもハードルが高く感じてしまいます。

この記事を読んで頂いたあなたには是非この”2歩目”を乗り越えて頂いて、よりギターやウクレレを楽しんで頂きたいと思っています。

今回は以上です。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!

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