ギター始めたばかりの人
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「ギター始めたけど、コードいっぱいあって、覚えるの大変そう。。」
「コードってどのくらい覚えればいいの?」
「〇〇っていうコードの押さえ方がわからない。」
こういった悩みに答えます。
✔︎この記事のテーマ
✔︎書いている人→ギター&ウクレレ講師ハル
この記事を書いている僕はギターの講師をして8年ほど。
これまでに累計500人、現在も100人以上の生徒にギターを教えています。
✔︎この記事は、「ギターのコードってどんなものがあるの?」と思っている方に向けて書いています。この記事を読むことにより、”初心者が最初に覚えるきコード”がわかると思います。
一気に全部覚える必要はないので、「新しいコードどんなのがあるのかな?」と楽しみながら、見てみてください。
それでは、さっそくみていきましょう。
初心者が最初に覚えたいコード
Em7(イーマイナーセブン)
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G(ジー)
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C(シーメジャー)
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D7(ディーセブン)
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こちらの4つは、下記の記事にて詳しく解説しています。
まずこの4つをカンペキに覚えられていることが重要なので、しっかりと覚えておきましょう。まだ覚えてない方は、あわせてお読みください。
![](https://hal-blog.com/wp-content/uploads/2020/06/girlfriends-with-guitar-resting-together-on-cozy-terrace-4132378-160x90.jpg)
次に覚えたいコード
Am(エーマイナー)
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Cの薬指を3弦2フレットに変えます。6弦のミュートをしっかりしましょう。
F(エフメジャー)
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こちらは“セーハ”(1本の指で複数の弦を押さえる)が入ってきます。最初は難しいと思いますが、必須のコードになります。
セーハの詳しいやり方は下記の記事もあわせてお読みください。
![](https://hal-blog.com/wp-content/uploads/2020/06/girl-162474_1920-160x90.jpg)
よく出てくるコード
Am7(エーマイナーセブン)
![](https://hal-blog.com/wp-content/uploads/2020/07/ad32ebab20dbcd4b736116fd0cba66c8-1024x576.jpeg)
Cの薬指を離したコードです。ここまでのコードが押さえられていれば問題ないかと思います。
A(エーメジャー)
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4~2弦の2フレットを、中、薬、小の3本で押さえます。
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できそうな方は人差し指1本で押さえるのがおすすめです。指を反らせるように押さえます。
A7(エーセブン)
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4弦と2弦の2フレットを押さえます。基本的には中、薬で押さえるのがおすすめです。
B7(ビーセブン)
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4本全ての指を使います。僕も最初なかなか押さえられませんでした。全ての指が同時に押さえられるように練習していきましょう。
Bm(ビーマイナー)
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こちらもセーハのコードです。パッと見Fと似ていますが、6弦がミュートなので、人差し指は先の方を6弦に当てつつ、5~1弦を押さえます。
下に書いてある数字はフレット数で、2フレットからダイアグラムが書かれているということになります。(この場合、人差し指は2フレットを押さえる。)
Bm7(ビーマイナーセブン)
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今回紹介するコードの中で1番難しいかもです。特に3弦が鳴りにくいと思うので、人差し指はしっかり横にしつつ、思い切り力を入れて押さえましょう。
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どうしても難しい場合は、こちらの押さえ方で代用可能です。
D(ディーメジャー)
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D7の2弦が3フレットになった形ですね。人、中の指使いが逆にならないように気をつけましょう。
Dsus4(ディーサスフォー)
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こちらはDの前に弾くことが多いです。人、中、薬で押さえたくなりますが、表のように1弦を小指で押さえておけば、そのまま中指に切り替えることができます。
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Dm(ディーマイナー)
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2弦の3フレットは薬指で押さえる場合もありますが、僕は小指で押さえることをおすすめしています。薬指だとフレットから離れやすくなってしまうためです。しっかりとフレットの近くを押さえましょう。
Dm7(ディーマイナーセブン)
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1,2弦は人差し指1本で押さえます。指を反らせるようにして、力強く押さえましょう。
Em(イーマイナー)
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最初に覚えたEm7に薬指を付け足します。比較的押さえやすいかと思います。
E7(イーセブン)
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最初に覚えたEm7に人差し指を付け足します。指をしっかり立てて押さえましょう。
G7(ジーセブン)
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Gの小指が人差し指に変わったという感じです。よく続けて弾かれるCとも似ていますね。
まあまあよく出てくるコード
CM7(シーメジャーセブン)
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Cの人差し指を離した形です。6弦のミュートをしっかりしましょう。
E(イーメジャー)
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Amと形が似ていますが、こちらは全体的に1つ上(実際の向きで)になります。
FM7(エフメジャーセブン)
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4本全ての指を使います。狭いので、指を斜めにして押さえましょう。また、5弦と1弦のミュートがしっかりできているか確認しましょう。
Fm(エフマイナー)
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Fの中指を離した押さえ方です。Fができていれば、一見すると簡単と思うかもしれませんが、セーハで押さえる弦が増えるので、Fより、さらに力が必要です。弦が1本1本きれいになっているか確認しましょう。
Fm7(エフマイナーセブン)
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Fmから、さらに小指も離します。人差し指に思い切り力を入れて、押さえましょう。
F♯m7(♭5)(エフシャープマイナーセブンフラットファイブ)
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4本全ての指を使います。複雑な形ですが、指使いをしっかり確認して押さえましょう。
GM7(ジーメジャーセブン)
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他のコードに比べ、人差し指がどうしてもフレットから離れてしまうかと思います。思い切り力を入れることによって、きれいに鳴らしましょう。
Bm7(♭5)(ビーマイナーセブンフラットファイブ)
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4本全ての指を使います。複雑な形ですが、指使いをしっかり確認して押さえましょう。
覚えておくと便利なコード
Aadd9(エーアドナイン)
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Emと似ていますが、こちらはそれぞれ1つ下の弦(実際の向きで)を押さえます。
Cadd9(シーアドナイン)
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Cの2弦が3フレットに変わった形です。Gにも似ていますね。
Dadd9(ディーアドナイン)
![](https://hal-blog.com/wp-content/uploads/2020/07/60d5a59143b7ab29b998fe457c36976f-1024x576.jpeg)
Dの1弦を離した形です。Dができていれば問題ないでしょう。
最後に
いかがでしょうか?全30コード覚えられたでしょうか?
ちなみに”7と9”は”セブンとナイン”で統一しましたが、”セブンスとナインス”という人もいます。基本的にはどちらも同じ意味です。
最初にも書きましたが、一気に全て覚える必要はないので、「なんか新しいコードないかなー?」という時にまたこの記事を見ながら、練習してみてください。1日1つずつ覚えていくとかでも良いと思います。
ここに書ききれなかったコードもまだありますが、これだけ覚えれば、あとは応用でなんとかなります。(応用の仕方はまた後日。)
少しずつ覚えていきながら、一緒にギターを楽しんでいきましょう!
というわけで今回は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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