こんにちは。ギター講師のハルです。
「ギターの上達方法がわからない。」
「練習はしてるけど、なかなかうまくなっている気がしない。」
「自分のギター演奏に自信が持てない。」
ギターを練習していて、このような悩みを感じることはないでしょうか?
今回はこういった悩みに答えていきます。
✔︎本記事のテーマ
✔︎書いてる人
この記事を書いている僕は、ギター講師歴8年ほど。
これまでに累計500人、現在も100人以上の生徒にギターを教えています。
また”7つの習慣”は全世界3000万部、日本でも200万部以上売れている世界的名著であり、僕も大変影響を受けている1冊でもあります。
✔︎この記事は、
「ギターやってるけど、なかなかうまくなっている気がしない」
というような方に向けて書いています。
この記事を読むと、”ギターが上手くなるというのはどういうことなのか?”ということがわかると思います。
(※”7つの習慣”を元に、”ギター上達のためにどう活かせるか?”という趣旨で書いていますので、本来の内容や趣旨とは異なる場合があります。より詳しく知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。)
それではさっそくやっていきましょう。
”7つの習慣”とは?
そもそも”7つの習慣”はこんな本です。
『7つの習慣』(ななつのしゅうかん、The 7 Habits of Highly Effective People)は、スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1996年に出版された書籍。原著の初版は1989年。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キングベアー出版によれば、2018年の時点で44か国語に翻訳され、全世界3,000万部、日本でも累計200万部を売り上げ、ベストセラーとなった。
著者は本作を執筆するにあたり、アメリカ建国以来発行された約200年分の「成功」にかかわる文献を調査した。その結果、直近の50年分の文献ではコミュニケーションスキルやポジティブシンキングなど、上辺だけの応急処置的なテクニックの解説に終始するものがほとんどであったのに対し、初めの150年間の文献は誠意、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律といった、不変の「原則」に基づく優れた人格の養成を重視していたことを発見する。著者は前者のパラダイムを「個性主義」、後者を「人格主義」と呼び、「人格主義」に基づいた成功への法則を抽出して、それを「7つの習慣」として提示する。
今回は”7つの習慣”から”第1の習慣:主体的である”について見ていきます。
第1の習慣:主体的である
”主体的である”とは?
”主体的である”とは、”自分の人生に対して自ら選択し、自ら責任をとるということ”と定義されています。
こんな風に思うことはないでしょうか?
「〇〇さんより自分はギターが下手だなー。。」
「自分にはギターの才能ないのかな。。」
「自分がギターが上手くならないのは、このギターのせいだ」
このように思ったこと、正直僕にもありました。
しかし、このようなことを思ってしまうのは、”主体的ではない”ということになります。
次から具体的に見ていきましょう。
ただ”反応”するのではなく、”反応を選択する”=責任をとる
“責任をとる”というのは、”自分の反応を選択する能力”のことです。”主体的である”というのは、言い換えると、”自分で責任をとる”とも言えます。
次から、先ほどの例に1つずつ答えていきます。
「〇〇さんより自分はギターが下手だなー。。」
そもそも”ギターが上手い”とはなんでしょう?音楽はそもそも数値化できるものではありません。
下手だからと落ち込んでいるのは、あなたの選択です。人と比べても、それで自分が上手くなったり、相手が下手になったりすることはありません。
音楽を”上手い、下手”という基準で判断しようと”選択”してしまうのは、あなた自身です。個人的には、すごくもったいないと思っています。
少し話は逸れますが、子どもの頃って、適当な歌を勝手に歌って楽しんでいたりしませんでしたか?(おなかがへったら~〇〇食べよ~♪みたいな適当な歌とか笑)
この時って別に歌の”上手い、下手”を気にしてなかったんじゃないかと思います。ところが、小学校に入ると、”音楽(歌)”に点数が付けられるようになります。(先にも書いたように”数値化”できるようなものではないのですが。)
”7つの習慣的”にいうと、僕はここで”音楽が主体的なものでなくなってしまう”のかなと思っています。
本来は、”楽しいから歌う””楽しいからギターを弾く”で良いと思うのですが、どうしても”上手い、下手”という基準になってしまうと思うので、これを読んだあなたには、”楽しいからやる”という価値基準を取り戻していただけたら嬉しいです。(少し補足すると、”上手くなるのが楽しい”というのは良いと思います。僕もそんな感じ。)
「ギター弾くのってめっちゃ楽しい!!」とか「昨日よりもちょっと弾けるようになった!」みたいな感じで、人と比べるのではなく、自分の価値基準でギターや音楽と向き合うことを”選択”してほしいなというのが、僕の願いです。(そもそも”そこに価値を感じられること”をやってほしい。ギターじゃなくても、楽しいこと、自らの成長を感じられること。)
「自分にはギターの才能ないのかな。。」
これも先ほどのことと似ていますが、”才能がない=ダメ”みたいな価値基準はやはりもったいないです。
ちょっと厳しい言い方をすると、今までたくさんの生徒さんを見てきて、確かに、才能がある人もいるし、ない人もいます。これは事実です。
しかし、これは変えることはできません。なので、そこに目を向けるのではなく、自分で変えることができること(価値観や練習量、どう練習していくのかなど)に目を向け、他者に劣等感を感じるのではなく、自分の成長を感じてみてはいかがでしょうか?(自分の成長を感じる練習も必要です。)
「自分がギターが上手くならないのは、このギターのせいだ」
これは僕も始めたての頃よく思ったのですが、いざ自分のギターを上手い人が弾くとやっぱり上手いので、「ギターのせいじゃないんだな」と反省しました。
少しギターの先生っぽいことを書くと、確かに”弾きにくいギター=上達しにくい”ということはあります。
ですが、そのギターを選択しているのは、あなた自身ですし、どうしてもそのギターが良いのであれば、”上手くなる<自分の弾きたいギターを弾く”という選択をしているという意識を持つと、”主体的である”と思います。
「いやいや、上手くなりたいんだよ」という人は、弾きやすいギターを買いましょう。これも”主体的”な選択です。
最後に
いかがでしょうか?”第1の習慣:主体的である”を活かして、ギターと向き合えそうでしょうか?
タイトルには、”上達法”と書きましたが、ネタバラシをすると、そこに悩んでいる方に「本当に上達することがあなたにとっての願いですか?」ということを考えていただきたく、このようなタイトルにしました。(ご期待に添えなかったら申し訳ないです。)
今回はこのくらいにしますが、本当に”主体的”であれば、上達の方法を自ら考えていくことも可能です。
”主体的である”ことは、”自分のできることに目を向ける”ということでもあります。
ギターが一瞬で上手くなるような裏ワザはありません。そんなにすぐに上手くはなりません。
他人は変えられないし、世の中もそう簡単には変えられない。
まずは自分の行動を1つでも変えていくこと。それを積み重ねていくことが、今は想像もつかない大きな変化や成果を生むことへの唯一の道です。
僕も頑張ります!!
というわけで今回は以上です。また”第2の習慣”以降も書こうと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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